今度の「山猫姫・9」は少し厚くなりそうです。
ブログを開設して三日目である。
写真の貼り付け方法とか、リンクの貼り方とか、ヘルプファイルと首っ引きで、右往左往しながらブログと正面からぶつかってきたが、わが方は甚大な損害を出しつつも、未だ最前線の塹壕に配置された「やる気連隊」の将兵は戦意を喪失することなく戦線を維持している。
このまま好奇心の補給が続けば、なんとかなるだろう。
さて、今まで、作家業とは全く関係のない話題を三つ続けてきた。
「鷹見のヤツ、どんなブログを書いているかと思ったら、アフリエィト狙いのクズブログなんか作りやがって、終わコンだとは思ってたけど、こいつは間違いなくゴミだな」
と思った方が、そろそろ見放してくれたと思うので、この辺で、本業である作家業に関する日記を書くとしよう。【笑
今日の写真は。この3月に電撃文庫から出版予定の「ご主人様は山猫姫・9」の著者稿。いわゆる「ゲラ」と呼ばれる原稿の束である。
左に立っているのはサイズ対比用のSDカードである。
余談であるが、昔からこういった品物の写真を掲載するときに、サイズの対比に使われるのは決まって「タバコの箱」であった。サイズが規格品で決まっていて、誰もが知っている身近な品物、というわけで、タバコが選ばれたのだろう。
しかし、昨今急速にタバコ離れが広がり、タバコは以前ほどポピュラーな品物ではなくなりつつある。
となれば、タバコに取って代わる「サイズ対比用物品」が必要になる。
誰もが知っていて、身近で、統一規格サイズの物、となれば何になるだろうか? 私が今回使ったSDカードあたりが最適ではないかと、ひそかに思っている。
さて、ゲラに話をもどすと、「山猫姫9」は、今までの巻より50Pほど多い。
本来なら昨年末に出るはずだったのだが、昨年の九月頭に母と兄が同時に入院して、新潟と埼玉を往復しなければならなくなったため原稿執筆に振り向けるリソースが、がくんと減ってしまったため、どうにもならなくなって、発行を先延ばししてもらった。
先延ばしした分、書いた原稿が増えてしまったわけである。
電撃文庫から出ている「ご主人様は山猫姫」というライトノベル。
この情報から多くの人が思い浮かべるのは、おてんばなお姫様に翻弄される主人公を描いたラブコメであろう。
中国風の架空の国家を舞台にした、遊牧民との篭城戦と、一つの帝国の滅亡と再生の物語だと思う人は、おそらくいないと思う。
だが、ラブコメを期待して読んでも、その期待を裏切らないだけのラブコメ成分はしっかり入れてあるつもりである。
私はラブコメも好きだし、架空戦記も好きだし、戦略や兵站を語るのも好きだし、歴史小説も水滸伝も三国志も好きである。
「ご主人様は山猫姫」は、そういった私が面白いと思うものをすべて放り込んで、すべてを描こうと思って書いている。
戦闘シーンが「主」でラブコメが「従」でもないし、その逆でもない。私が好きな要素、面白いと思った要素を全部、平等にきっちり描いて、読者を楽しませようと思っている。
このまま何事もなければ、今年の3月10日に、書店に並ぶはずである。
後しばらくお待ちいただきたい。
写真の貼り付け方法とか、リンクの貼り方とか、ヘルプファイルと首っ引きで、右往左往しながらブログと正面からぶつかってきたが、わが方は甚大な損害を出しつつも、未だ最前線の塹壕に配置された「やる気連隊」の将兵は戦意を喪失することなく戦線を維持している。
このまま好奇心の補給が続けば、なんとかなるだろう。
さて、今まで、作家業とは全く関係のない話題を三つ続けてきた。
「鷹見のヤツ、どんなブログを書いているかと思ったら、アフリエィト狙いのクズブログなんか作りやがって、終わコンだとは思ってたけど、こいつは間違いなくゴミだな」
と思った方が、そろそろ見放してくれたと思うので、この辺で、本業である作家業に関する日記を書くとしよう。【笑
今日の写真は。この3月に電撃文庫から出版予定の「ご主人様は山猫姫・9」の著者稿。いわゆる「ゲラ」と呼ばれる原稿の束である。
左に立っているのはサイズ対比用のSDカードである。
余談であるが、昔からこういった品物の写真を掲載するときに、サイズの対比に使われるのは決まって「タバコの箱」であった。サイズが規格品で決まっていて、誰もが知っている身近な品物、というわけで、タバコが選ばれたのだろう。
しかし、昨今急速にタバコ離れが広がり、タバコは以前ほどポピュラーな品物ではなくなりつつある。
となれば、タバコに取って代わる「サイズ対比用物品」が必要になる。
誰もが知っていて、身近で、統一規格サイズの物、となれば何になるだろうか? 私が今回使ったSDカードあたりが最適ではないかと、ひそかに思っている。
さて、ゲラに話をもどすと、「山猫姫9」は、今までの巻より50Pほど多い。
本来なら昨年末に出るはずだったのだが、昨年の九月頭に母と兄が同時に入院して、新潟と埼玉を往復しなければならなくなったため原稿執筆に振り向けるリソースが、がくんと減ってしまったため、どうにもならなくなって、発行を先延ばししてもらった。
先延ばしした分、書いた原稿が増えてしまったわけである。
電撃文庫から出ている「ご主人様は山猫姫」というライトノベル。
この情報から多くの人が思い浮かべるのは、おてんばなお姫様に翻弄される主人公を描いたラブコメであろう。
中国風の架空の国家を舞台にした、遊牧民との篭城戦と、一つの帝国の滅亡と再生の物語だと思う人は、おそらくいないと思う。
だが、ラブコメを期待して読んでも、その期待を裏切らないだけのラブコメ成分はしっかり入れてあるつもりである。
私はラブコメも好きだし、架空戦記も好きだし、戦略や兵站を語るのも好きだし、歴史小説も水滸伝も三国志も好きである。
「ご主人様は山猫姫」は、そういった私が面白いと思うものをすべて放り込んで、すべてを描こうと思って書いている。
戦闘シーンが「主」でラブコメが「従」でもないし、その逆でもない。私が好きな要素、面白いと思った要素を全部、平等にきっちり描いて、読者を楽しませようと思っている。
このまま何事もなければ、今年の3月10日に、書店に並ぶはずである。
後しばらくお待ちいただきたい。
ご主人様は山猫姫 3 辺境新米英雄編 (電撃文庫 た 12-23)
- 作者: 鷹見 一幸
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: 文庫
2012-01-21 21:32